Rustで競プロがやりたい(8)

灰色を全て解き終わり茶色に進むとなると、UnionFindなどのデータ構造がそろそろ出てくる。 なので、そのあたりを整える為のlibrary checkerを使う。 judge.yosupo.jp しかしlibrary checker、広く言えばAtCoder以外の競プロサイトはproconioが対応していな…

Rustで競プロがやりたい(7)

Rustで灰Diffの問題を500問近く解いた。 500問解いたら流石に余裕と言いたいが、今でも詰まる要素が多々ある。 大体1分で解ける問題と、何かしらで詰まり10分、またはそれ以上かけてようやく解けるような問題がある。 しかし、Rustはそこまで難しくないとも…

Rustで競プロがやりたい(6)

AtCoderの灰色を埋めると決め、githubに解いたコードをあげることにした。 github.com とりあえず灰試験管は全て解くことができたが、かなり詰まってしまった。 Twitterで「これができない」だの「エラーが出る」だの言いまくって、その度に助けてくれた皆に…

Rustで競プロがやりたい(5)

前回の記事から日が開いてしまった。 competeを使って自動作成して提出もコマンドでできて、と楽だったのだが、Rustを書くのはボロボロだった。 というより、基礎がまだちゃんとしていない状態でPythonでいうClassを書こうとして心が折れてしまった。 ここは…

AHC017を通した戒め

0. はじめに AHC017 に参加して 921 位でした。 パフォーマンスは 426 でレートが 536 → 563 になりました。 つらい。 1. ビジュアライザの使い方をちゃんと見ていなかった ビジュアライザを見て、Input があって Output がある。 Output に出力を乗せると下…

Rustで競プロがやりたい(4)

前回は cargo-atcoder を入れたが、Rust を使っている人から cargo-compete を勧められた。 github.com 将来的には自分に合ったものを使いたいが、今はとりあえずおすすめされた cargo-compete を使い進めてみたい。 前回入れた cargo-atcoder を消してみる…

Rustで競プロがやりたい(3)

前回 proconio を vscode で使うとエラーが出た。 この tester が proconio を使える状態になってないからである。 以下の記事を参考に使える状況にする。 qiita.com と言っても、tester 内にある Cargo.toml の [dependencies] の下に proconio = "0.4.3" …

Rustで競プロがやりたい(2)

前回の続き、プロジェクトを hello_world から tester で作り直す。 build、run を一度実行しておき、launch.json を書き直しておく。 が、上側の Run/Build が消えてしまった。 再表示する方法が分からず、F5 を押しても再ビルドされるわけではない。 Ctrl …

Rustで競プロがやりたい(1)

とりあえず Rust で競プロがやりたくなった。 環境構築から始める、とはいっても何からやればいいか分からないのでやり方を調べた。 qiita.com vscode と Build Tools はすでにインストールしてるので、必要なものを順番に入れていく。 Rust のサイトに行く…

ヒューリスティックコンテスト初心者の記事

はじめに この記事は競プロ Advent Calendar 2022 の 10 日目の記事ですが、ヒューリスティックコンテスト初心者がだらだらと解くだけの記事です。 使用言語はPythonです。 基本的なことしか書いていません。 解く問題は AtCoder 10th Anniversaryになります…

スパイス&ハーブ検定3級に合格した

スパイス&ハーブ検定3級に合格したので、どんな勉強をしたのか書き残しておきます。 スパイス&ハーブ検定とは ざっくりいうとスパイスの正しい知識を学んで、日々の料理や暮らしに取り込んでいこうという感じの検定です。 詳しくは下の公式サイトから見てく…

カレーに入れる最適なカレールーの量を二分探索して調べたら地獄だった

1.はじめに この記事は競プロ Advent Calendar 2021の19日目の記事です。 私は競プロを始めて1年半くらいが経過しました。専門学生時代には毎日問題を解き、社会人になった今でも仕事と回線の問題で毎日ではありませんが、気が向いたときに問題を解いていま…

ABC207 C - Many Segments 解説

MathJax.Hub.Config({ tex2jax: { inlineMath: [['$', '$'] ], displayMath: [ ['$$','$$'], ["\\[","\\]"] ] } }); 問題 Difficulty : 397 atcoder.jp 解説 $N$ の最大が 2000 と小さいため、組み合わせを全探索しても間に合う。 問題は共通部分の判定であ…

ABC191 振り返り

MathJax.Hub.Config({ tex2jax: { inlineMath: [['$', '$'] ], displayMath: [ ['$$','$$'], ["\\[","\\]"] ] } }); はじめに 誤読祭りに誤差祭り...大変な回だったので戒めとして記事にすることにしました。 A - Vanishing Pitch B - Remove It C - Digital…

MojaCoderに問題投稿してみた

はじめに 最近知ったMojaCoderに問題を投稿してみることにしました。 この記事で作っている問題はPark walkです。ぜひチャレンジしてみてください。 問題文を作る まず、使いたいアルゴリズムから問題文を考えることにしました。使いたいアルゴリズムは「dow…

パ研合宿2020 第1日「SpeedRun」に参加してみた

はじめに この前、AtCoderで開催された パ研合宿2020 第1日「SpeedRun」 に参加しました。1時間ちょっとで私用で離脱し、結果は7完1700点でした。 A パ研合宿2020 2021を出力するだけです。 print(2021) B パ研合宿2403 最初は文字列のリストとして受け取り…

AtCoderで緑になるまで

はじめに tnodino(@tnodino)です。AtCoderで緑になることができたので、緑になるまでを振り返ろうと思います。 AtCoderを始める前 基本的に不勉強で遊びまくってました。ITの知識も全くなかったのですが、IT業界への就職を志望していました。そして全くプロ…